【2025】贈答用におすすめのメロン15選｜食べ方やレシピもご紹介

高級フルーツの代表として知られているメロンは特別な日にぴったりですよね。何か特別なことがあるたびに、桐箱に入った高級メロンを贈る行為は日本人には馴染み深い文化だと思います。

しかし、実際には桐箱に入った高級なメロンを食べたことがなかったり、贈るのにも選び方が分からない方も多いのではないでしょうか？しかし、丁寧に栽培されたメロンは味も香りも素晴らしく、プレゼントすれば喜ばれることは間違いないでしょう。

そこで、この記事ではおすすめのメロン10選を紹介し、目的に合わせたメロンの選び方を解説します。この記事を読んで、大切な人へメロンをプレゼントする際の参考にしてください。

メロンが最も美味しい旬の時期は5〜7月です。地域に若干の差はあるものの、4月から収穫が始まり6月には出荷のピークを迎え、初夏には旬のメロンが店頭などに並びます。

しかし、温室メロンは通年栽培されており、旬に関係なく美味しいメロンを食べられるのです。美味しいメロンを求めるなら、温室メロンをおすすめします。

メロンを甘さで選ぶなら、ネット系メロンがおすすめです。ネット系はメロン特有の網目が入った外観の良さと芳醇な香りが特徴で、ジューシーな甘さがあるため高級ブランドは全てネット系が占めています。

甘さだけでなく、栽培時の品質もしっかりと管理されていて、桐箱に入った高級なものもあるので贈答用にもおすすめです。

甘さ控えめのメロンならノーネット系のメロンがおすすめです。ノーネット系はメロン特有の網目のない外観と、さっぱりとした味わいが特徴で、ほどよい甘さを持っています。

また、ネット系と比べるとノーネット系は育てやすい品種が多く、価格も手頃です。さっぱりとした味わいで、甘すぎないメロンを楽しみたい方におすすめします。

アンデスメロンは安くて美味しいネット系メロンの品種です。ネット系メロンは高価で一般には手が出せないものでしたが、アンデスメロンは育てやすく味も安定しているため大衆に広がっていきました。

高級メロンのような黄緑色の果肉にジューシーな甘さが特徴で、普段からメロンを食べたい時に気軽に楽しめるメロンです。

アールスメロンとは、香りが高く上品な甘さを持った最高級の品種です。アールスメロンはマスクメロンの名前でも有名で、完熟すると香りが高くなり、甘さも口当たりがよくなるため、メロン界の王様として君臨しています。

ほかのメロンを摘み取って養分を集中させた最高級品もあるなど、最高のメロンを食べたい方におすすめのメロンです。

夕張・富良野メロンは赤肉が特徴的なメロンです。夕張メロンは繊維質が少なく柔らかい果肉と深みのある香りが特徴で、富良野メロンは分厚い果肉で歯応えのある食感となっています。

夕張メロンは正式名称を夕張キングといい、登録商標なので他の市が名乗ることはできません。どちらも北海道の大自然で育てられた美味しいメロンです。

ホームランメロンは真っ白い果肉が特徴的なメロンです。ノーネット系メロンの品種の1つで、皮も果肉も全てが真っ白な見た目をしています。甘味は強いものの香りはあまりなく、完熟しなければ果肉も硬いのが特徴です。

完熟すると蜂蜜のような甘さがあるため、普段と違った味わいのメロンを求めている方におすすめします。

メロンの中でも最高品質を表す等級が特秀・富士です。特秀はメロン全般に使われる品質基準で、富士は静岡県産マスクメロンのみに使用されています。また、等級は総合的な判断で決まり、以下が基準です。

• 糖度
• 見た目
• 網目
• 色
• つるの具合
• 熟度

希少なメロンなので、特別な方へ贈るメロンとしておすすめします。

プレゼントや手土産にするなら秀・山もおすすめです。秀や山の等級が付けられたメロンは、糖度の高さと見た目の綺麗さから、デパートなどでプレゼント用として売られています。

価格も1万円程度のものが多いため、プレゼントや手土産などにするのはもちろん、自分へのご褒美として美味しいメロンを味わいたい方にもおすすめです。

お中元などで高価すぎないものを配る際には優・白のメロンもおすすめです。優や白は標準的なメロンの等級で流通量の5割程度を占めており、スーパーなどにお手頃な値段で出回っています。

お中元やお歳暮などでは高価すぎると相手方に気を遣わせてしまうため、気兼ねなく贈りやすいメロンとしてもおすすめです。

普段から日常的にメロンを楽しむのなら良・雪のメロンがおすすめです。良・雪のメロンは加工品などに使われることが多く、非常に安く手に入れられます。

メロンとしての見た目や味の品質は劣っているものの、デザート代わりに日常的に食べたり、お菓子作りなどでメロンを楽しむのには最適な等級です。

メロンの産地として有名な北海道は、ブランドメロンの豊富さが特徴です。北海道産メロンの代表といえば夕張メロンですが、以下のように、さまざまなブランドメロンが栽培されています。

• 夕張メロン
• 富良野メロン
• らいでんメロン
• 三笠メロン

メロンの価格に関しても、1玉約3,000円〜1万円以上するものまでさまざまです。赤肉を中心に、寒暖差のある自然の中で育ったメロンが多く楽しめます。

メロン出荷ランキング1位を誇る茨城県は、ネットメロンの種類が豊富です。アールスやアンデスメロンを中心に多くの品種が栽培されている名産地で、価格も高級なものから一般的な価格帯まで、全国1位の名産地として出荷されています。

とくに、茨城県産メロンのおすすめはイバラキングで、茨城県で独自に生み出された品種となっています。

さまざまな品種のメロンを育てているのが熊本県です。地域によって寒暖差が激しく、気候に合わせて異なった品種のメロンが育てられています。特徴としては、肉厚で糖度が高いものが多いです。

• 肥後グリーン
• アールスメロン
• アンデスメロン
• クインシーメロン

などの品種があり、自分の好みに合わせたメロンを探している方には熊本県のメロンをおすすめします。

静岡県は温室栽培された高級メロンの産地です。静岡産メロンの代表格はクラウンメロンで、栄養を凝縮させるために1本の木で1玉しか収穫されず、丁寧に育てられています。

また、農林水産省の調査によると、静岡県は2020年の温室メロン収穫・出荷量が1位で、全体の40％を占める名産地です。高級メロンなら静岡産をおすすめします。

これまでメロンの選び方を解説しましたが、深く考えずに美味しいメロンを探すなら糖度の高いメロンがおすすめです。単純にメロンの味を決めるのは糖度で、14度を境目に甘味の強さが感じられます。

実際に、メロンの高級ブランドは多くが糖度15度前後です。ブランドや品種にこだわりがないのであれば、糖度で判断しましょう。

メロンが一番美味しくなるタイミングは、収穫から3〜7日後です。メロンは収穫してすぐの状態だと青臭く、徐々にメロンの旨味が出てきます。メロンの見極めのサインは以下のポイントです。

• つるの先端がしおれている
• 表面が黄色くなる
• 底が柔らかい
• 香りがする
• 叩いた音が低い

これらの項目に当てはまれば食べ頃なので、よく冷やして食べましょう。

メロンをそのまま食べるのもおすすめですが、味に飽きたらアレンジしてみましょう。もっともポピュラーな食べ方が生ハムメロンで、塩分の濃さが甘みを引き立たせます。

また、成人済みの方であればウイスキーメロンもおすすめで、ウイスキーと合わさると香りや甘みが増すので、ぜひ一度楽しんでみてください。

メロンが食べ切れずに余った場合は冷凍保存がおすすめです。冷凍すればメロンの旨味はそのままで、半解凍すればそのまま食べられます。ただし、丸ごとの冷凍はNGで、ワタと種が劣化の原因となってしまいます。

一口サイズに切って冷凍すれば、ただ食べるだけでなく、シャーベットなどにも使えるのでおすすめです。

今回は贈答用や自分用におすすめのメロン15選の紹介と、目的合わせた選び方についてご紹介しました。贈答用として高級メロンは喜ばれるだけでなく特別感もあるので、この記事を参考に特別なメロンを探してみましょう。