おすすめ中華だし7選｜赤ちゃんの離乳食に市販品・無添加タイプは使える？

ペーストタイプはすでに味が完成しているので、他に調味料を使わなくてもこれ一つで味が決まります。あれこれと調味料を使わないので、味が濃くなるといった失敗がありません。分量通りに使えば、お店の味を自宅で簡単に再現できます。ただし、どの料理も同じ味になりがちな点を留意しましょう。

中華スープやスープベースの味を決めたいときは、粉末・顆粒がおすすめです。お湯に溶かすだけなので手間もかかりませんし、サッと溶けてすぐにスープやベースが完成します。ただし、中華だしだけで味を決めようとすると量が多くなり、塩分の摂りすぎになる可能性があるので注意してください。香味野菜やスパイスで風味付けするのがおすすめです。

チューブタイプは、チャーハンや炒め物に便利です。使わないときは冷蔵庫のドアポケットに入れておけるので場所を取りません。片手でもサッと使えます。容量はあまり多くないため、大容量を求める人には不向きですが、使い切りやすい量は一人暮らしにおすすめです。油分が多いためスープには脂っこいと感じやすいので、炒め物用に使用しましょう。

中華だしのベースは、「動物性エキス」と「植物性エキス」の2種類です。それぞれに特徴が異なるので、好みや料理に合わせて見極めてください。

ポーク・ビーフ・チキンなど動物性エキスを使用した中華だしは、しっかりとしたコクがあります。こってり感を強めるために豚骨をプラスしたもの、香りと旨みを引き立たせる魚介を使用したものなども人気です。コクがある味わいが好きな人は動物性エキスベースの中華だしを選びましょう。

野菜エキスだけで仕上げた中華だしは、あっさりとした上品な味わいです。動物性エキスベースのようなコクはありませんが、野菜の旨みと出しがきいたベースは和食にもよく合います。こってり系ではなく、あっさり系が好きな人、中華料理以外に和食にも使いたい人は、植物性エキスの中華だしを選んでください。

化学調味料を使用すると、風味や旨みが格段にアップします。もちろん普通に使う分には問題ありませんが、赤ちゃんの離乳食や小さい子供の食事、家族の健康を考えて調味料を選びたい場合は、添加物を避けたいと考える方も多いです。添加物が気になる方は、無添加の中華だしを選んでください。

中華だしの種類によって賞味期限は変わりますが、開封後は空気に触れ酸化が進むため、時間が経つほど風味が落ちていきます。顆粒や粉末は湿気ってしまう場合もあります。一人暮らしや少人数世帯には、少量タイプや小分けされたものがおすすめです。

ファミリーや使用頻度が多い場合は、大容量がお得です。また、ペーストは冷蔵庫、顆粒や粉末は常温保存が一般的ですが、密閉容器に入れて保存がおすすめです。

塩分を自分好みに調整したい場合や、高血圧の方・子供・高齢者が家庭にいる場合は、塩分控えめの中華だしにしましょう。旨味はそのままで、塩分を抑えた商品もあるので、パッケージに「塩分控えめ」「減塩タイプ」などと記載のある商品を選んでください。

中華だし・本だし・コンソメは、原材料が異なるため風味も変わります。べースが同じでも、使用する香辛料によって風味が変わるのも特徴です。中華だしは中華料理・本だしは和食・コンソメは洋食に適しています。

鶏ガラスープなどの中華だしは基本的に9ヶ月以降の後期離乳食として食べさせるのが望ましいです。中華だしは無添加であっても、食塩・糖類・鶏肉などが含まれていますので、離乳食初期は避けるようにします。

9～11ヶ月であっても大人の7～10倍の薄さにし、無添加のものを選んでください。12ヶ月であれば大人の半分の薄さにするのがおすすめです。

鶏ガラスープは、中華だしよりも少しあっさりしていますが、ほぼ中華だしに近い風味です。ただし、これだけでは少し物足りないので代用品として使用する場合は、オイスターソースと醤油をプラスしましょう。オイスターソースがコクをプラスして、醤油がより中華だしに近づけてくれます。

創味シャンタンやウェイパーは、どちらも万能調味料として大変人気が高いので、常備している家庭も多いです。創味シャンタンもウェイパーも基本的に中華だしと同じです。どちらも一つで味が決まりますが、塩気が強いので入れすぎないよう注意しましょう。より中華だしに近づけたい場合は、少量の醤油をプラスするのがおすすめです。

ダシダは韓国料理で使われるだしで、牛・あさり・いりこをベースにしたものがあります。中華だしの代用には牛ベースがおすすめです。ただし、ダシダだけでは中華風にはならないので、代用する場合はオイスターソースとごま油をプラスするのがおすすめです。

チャーハンや炒めものに便利な香味ペーストは、ほぼ中華だしと同じ感覚ですが、少し物足りなさを感じるかもしれません。中華だしの代用にしたい場合は、オイスターソースとごま油、塩気が欲しいときは少し塩をプラスしてみてください。元々味が完成していますので、塩の入れすぎには注意が必要です。