小田原のかまぼこおすすめ9選｜どこが美味しい？【御三家・老舗店も紹介】

小田原かまぼこに限らずかまぼこといったら、この形を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。板かまぼこは木の板の上に白身魚にすり身を、かまぼこ状に盛って蒸しあげたものです。栄養が豊富でカルシウムや良質なたんぱく質が含まれています。

また、板かまぼこには切り出しかまぼこという金太郎あめのように絵柄が華やかなかまぼこもあり、味だけではなく見た目も楽しめます。

焼きかまぼこは、白身魚のすり身をこんがりと焼いたものです。こんがり焼けた表面が特徴で、その口当たりはプリっともちもちながらも柔らかめです。軽くあぶれば、焼き立ての風味も楽しめます。気軽な手土産やプレゼントにぴったりなかまぼこです。

揚げかまぼこは白身魚のすり身を揚げたものです。その風味は濃厚で、そのまま食べても美味しいですが、おでんや煮物との相性も抜群です。揚げかまぼこはその他の料理にも使えます。

鍋ものに・ふきなどと醤油で甘じょっぱく炒める・サッと焼いてわさび醤油で・しょうが醤油で・マヨネーズと醤油を混ぜたものに付けて食べるなど、さまざまな食べ方を楽しんでください。

伊達巻はお正月にいただく、おせち料理に必ず入っています。伊達巻は卵料理のひとつで、白身魚やエビのすり身と混ぜ合わせ焼き上げたものです。伊達巻の名前の由来は一説によると伊達政宗の好物だったからともいわれており、歴史も感じられます。

ほんのりと甘くお菓子のような伊達巻はお正月以外でも食べたい一品です。

ちくわは練り物の原点とも言われており、白身魚のすり身を竹の棒に巻いて作ります。この作り方ゆえに穴が開いているのが特徴です。ちくわはそのまま食べても美味しいのですが、アレンジが豊富でさまざまな料理に使われます。そのため、常備している人も多くいます。

ちくわの穴にきゅうりを入れてお弁当のおかずにしたり、炒め物にも煮物にも合います。おでんにもちくわはなくてはならないおでん種です。

ふわふわで柔らかいはんぺんは白身魚のすり身・卵白・山芋に調味料をあわせ茹でたものです。低カロリーで低脂肪なのでダイエットの強い味方でもあります。良質なたんぱく質も多く含まれておりとてもヘルシーです。

そのままでも食べられますが、味が淡白なので料理に使ったりわさび醤油で食べたり、工夫をするとさらに美味しく食べられます。

さつま揚げは、魚のすり身に調味料を加え油で揚げたかまぼこの一種で、製品によっては刻まれたにんじんや、イワシ・ホタテなどの海産物が入っている場合もあります。コクのある味わいが特徴です。

おかずとして単体で食べてももちろん美味しいですが、おでんに入れたり他の食材と合わせて調理したりすれば、さまざまな味わいを楽しめます。

かまぼこはトビウオ・エソ・グチ・ハモなど白身魚が原料です。小田原かまぼこにはグチがよく使われています。グチはたんぱく質が多く含まれており、栄養価が高いのが特徴です。すり身にすると弾力が出て、歯ごたえがいいのでかまぼこにはピッタリです。

かまぼこの中には冷凍のスケソウダラのすり身が使われている場合がありますが、小田原かまぼこはグチを用いて品質や味を維持しています。

具入りのかまぼこは見た目も華やかでそのまま食卓に並べられます。煮物やおでんなどとも合います。具入りかまぼこならさらに味わい深くさまざまな味と食感を楽しめます。

また、具入りかまぼこはお土産にも喜ばれます。お土産選びに迷ったら候補に入れてみるのもおすすめです。

かまぼこの添加物が気になる方もいますよね。そんな方には無添加のかまぼこがおすすめです。本来の風味そのままに、添加物を気にしないで食べられます。

小田原には無添加にこだわっているお店も多いので、添加物が気になる方は無添加のかまぼこを選びましょう。

小田原かまぼこはお土産にピッタリです。かまぼこ一本から箱入りの物もあるので、ちょっとした手土産に、箱入りの詰め合わせはお中元やお歳暮の贈答品にピッタリです。さまざまな種類、価格帯が用意されているのも小田原かまぼこの嬉しいところです。

小田原旅行の後に家族へのお土産も喜ばれること間違いありません。

小田原かまぼこはパーティーなどの華やかなシーンにもおすすめです。シンプルな板かまぼこはもちろん、切り出しかまぼこのように絵柄が華やかなかまぼこや具入りかまぼこは、見た目も華やかでパーティーを彩ってくれます。

お正月パーティーを始め、家族や友人が集まる会に小田原かまぼこを添えてみてはいかがでしょうか。

小田原かまぼこは、おやつや普段のお食事にもぴったりです。良質のたんぱく質が豊富で栄養たっぷりの小田原かまぼこはお子さんのおやつにもちょうどいいです。

お食事にもかまぼこは活躍し、揚げかまぼこやちくわなどは煮物やなべ物などでも美味しく食べられます。かまぼこはサッパリしているので箸休めにもなります。

天明元年（西暦1781年）に神奈川県小田原市で創業された鱗吉は、小田原かまぼこ元祖のお店と言われています。小田原かまぼこ通りにお店があり、鰯揚げやじねんじょ棒など食べ歩きフードとしても人気です。

こだわりの原料で作られたかまぼこは旨味が口に広がり、至極の弾力はクセになります。有名店のためギフトにもおすすめです。

文化11年（1814年）に創業された籠清は、「鈴廣」と現在休業中の丸う田代」を含めて小田原かまぼこの御三家と呼ばれていました。こだわりの製法を守り続けており、魚の臭み・油・皮などすべての不純物を丁寧に取り除き、マグネシウムやカルシウムなどが豊富に含まれる大井川水系の水を使ってかまぼこ作りをしています。

自然の恵みと伝統の技は190年以上受け継がれています。籠清のさくら・かまぼこ・あやめなどの模様をあしらった季節を彩る季節限定の切り出しかまぼこは、食卓を華やかにしてくれます。お祝いの席やおもてなしにもおすすめです。

鈴廣かまぼこの里は、鈴廣本店以外にかまぼこ博物館・すずなり市場・レストランなど子どもから大人まで楽しめるスポットです。150年の歴史を誇る老舗店で、原料はもちろん、無添加にもこだわり熟練の職人がかまぼこ作りをしています。

しなやかな弾力・歯ざわり・のど越しはおせち料理や祝膳にぴったりです。季節限定の商品もあり、ちょっとした手土産にもおすすめです。

山上蒲鉾店は、江戸元禄以前よりひたすらおいしい蒲鉾を作ることだけを追求し続けた老舗の蒲鉾店です。蒲鉾作りに誇りを持った職人たちが一つひとつ丹念に蒲鉾を作っています。贈り物に適した高級品からお手頃なものまでラインナップが豊富にあるので、自分に合った蒲鉾を見つけられます。

小田原かまぼこの歴史は戦国時代以前、江戸時代など諸説あります。江戸時代には小田原は東海道五十三次の宿場町として栄えていました。その旅人の舌を楽しませたのが小田原のかまぼこです。

そのかまぼこには、参勤交代の大名も舌鼓を打ちました。小田原かまぼこは歴史のあるかまぼこです。

かまぼこ通りは江戸時代の小田原宿に位置し、かまぼこ屋の本店や干物屋などが30店舗ほど立ち並ぶ通りです。かまぼこの食べ歩きも楽しめ、店先で食べるのも、少し歩いて近くの海辺で食べるのもおすすめです。

またかまぼこ通りでは、小田原提灯の制作体験や催し物も行われ楽しい観光スポットとなっています。

かまぼこ博物館は、かまぼこの里の中にあり体験や見学などを楽しめる場所です。かまぼこ博物館ではかまぼこ・ちくわ手づくり体験、揚げかま手づくり体験など自分でかまぼこをつくる体験ができます。

かまぼこ工場もあり間近でかまぼこ造りの見学もできます。お土産の購入もできるので、家族やお友達と楽しい時間を過ごせます。